健康・省エネ住宅とは

『浴室が寒いからお風呂に入るの億劫だなぁ…』『暑いから二階にあがるの嫌だなぁ…』 と思ったことはありませんか?

これは、健康に影響をおよぼす住宅の環境を、あなた自身が嫌がっていることにほかなりません。
このことからも、住宅の環境が健康に及ぼす影響があると想像できます。
では、住宅のどのような環境が健康に影響を及ぼすのでしょうか。

健康に影響を及ぼす住宅の環境

健康と住宅環境との関連は、今なお様々な調査・研究が行われています。
健康に影響を及ぼすと言われている住宅環境を以下に列挙します。

建材や家具による空気汚染
【化学物質によるシックハウス症候群】アレルギー、食欲不振など
寒さによる影響
【寒い室内】風邪、肺炎、気管支炎、血圧上昇を助長
【温度差:ヒートショック】急激な血圧変動による血管へのダメージ
【結露の影響→カビ・ダニによるシックハウス症候群】アレルギーなど
暑さによる影響
【暑い室内】熱中症
湿度による影響
【高湿度/低湿度】熱中症/風邪、気管支炎など
建材の材質・色・においなどの影響
【ストレス因子】ストレス性の疾病など
段差や手摺無などによる幼児や高齢者の怪我など

健康に配慮がない寒い住宅とは

古い住宅では、寒い時期にどこからともなく冷たい空気が流れてくるのを感じた経験があると思います。
これは、今と比べて古い住宅は隙間が多くかつ断熱が弱いからです。

最近でこそ「高気密・高断熱」を謳う住宅が増えていますが、古い住宅では、住宅全体でものによっては畳一畳分もの隙間があることもあり、隙間風を感じることにつながります。 また、断熱材が貧弱だったり、まったく入っていなかったりする無断熱住宅もあります。

断熱が弱いと少々暖房したところで熱がどんどん逃げていきますし、暖房の温風と断熱が弱い部分との温度差により空気の流れが発生し、冷たい風を感じることになります。

また、石油やガス等室内で燃焼させる暖房器具は使用するだけで、水蒸気を多く発生させたり部屋の空気を汚し水蒸気を発生させ結露の発生につながっています。

住宅内の「寒さ」「温度差」の改善について

「寒さ」や「温度差」の観点から健康リスクがある住宅は、断熱に問題があります。
どの部分の断熱に問題があるかは断熱知識のある人にみてもらうとわかります。
例えば、壁の断熱材が薄い(または無い)、窓ガラスがシングルガラス、床に断熱材が無いなど、様々なケースが考えられます。他にも建具の廻りに隙間があり、そこから熱が逃げているケースもあります。

「寒さ」「温度差」の改善のための効果的な対策は、住宅個々で異なります。
まずは、ご自宅などの状況"断熱"(壁・床・天井・窓等)をチェックしてみてはいかがでしょうか。